おはようございます。
愛知県西尾市のアンチエイジングケアに特化したプライベートヘアサロンアージュのオーナー杉山です。
デニムパンツ
一体どんな製法で作られているか知っていますか?
大人から子どもまで、世代を問わず世界中で愛されているアイテムで、誰もがデニム素材のものを1つは必ずと言っていいほど持っていると思います。
その歴史は200年近く前から始まります。
アメリカの西部開拓時代に作業員が、頑丈で動きやすい破れにくい素材で作られたワークパンツとして着用されていたことから始まります。
炭鉱には危険な毒ヘビも現れるため、ヘビが嫌う「インディゴ」という素材で、ヘビ避けとして染めたのが起源です。
多くの人に愛されるようになりました。
私たち美容師はファッション関係の業種なので、デニムのルーツを知っている少し上の世代の美容室オーナーは「労働者の履く作業着」というイメージが良くないとし、スタッフ達にいまだにデニムの着用をNGとするサロンもあったりします。
日本で古来より親しまれてきた藍染という染色方法
「藍」という植物から作られる天然染料で、ジャパンブルーと呼ばれています。
ユニフォームも歴代SAMURAI BLUEと呼ばれ、藍色が採用され続けています。
私たち日本人にとってとっても馴染み深い色味です。
特に古くから岡山県の倉敷では、藍染が大昔より盛んに行われ、綿花の生産や紡績業も相まって藍染製品が今尚作られ続けています。
岡山県で生産されるジャパンデニムが世界中で注目を集めています。
メイドインジャパンのきめ細やかな製法と、耐久性が愛され、日本人のみならずデニムファンがわざわざ来日して買いに来るそうです。
私自身もジャパンデニムはモデルは同じでも作られた時期によって色味や表情も異なるため、好んで愛用しています。
藍染は天然染料なのに対してインディゴ染めは合成染料が用いられます。
不純物が混ざりやすいのが欠点なのですが、それがかえって複雑で深みのある色を出すと言われており、そこに魅力を感じる人も多いのかもしれません。
ただ、藍染は狙い通りの色を作ることや、染めるための液の品質を維持することに手間と技術が必要であるため、どうしても1点あたりのアイテムが高価になりがちです。
それに対して、インディゴ染めに使われる染料は、安定した品質で大量生産が可能であるため、藍とは違って安価で作れるという特徴があります。
ファストファッションメーカーが藍を使用することはありません。
敏感肌の方やアトピー体質の方が安価に大量に製造されるデニムを着用することで肌荒れを引き起こすこともあるため、注意が必要です。
日本が世界をリードすることはなかなか難しいことですが、独自の文化を守り世界中から評価されることは嬉しいことですね。
【private hair salon Age (アージュ)】
〠444-0312
愛知県西尾市国森町郷北3-2
0563-75-3795
https://hair-a-g-e.com
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キッズスペース・プライベートスペースあり
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この記事を書いた人

- private hair salon Age代表
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1983年1月17日生まれ。西三河の有名店2サロンを計12年勤務し2014年3月18日に地元西尾市内に「アンチエイジングケア」に特化したPrivate Hair Salon Age(アージュ)をオープン。
・パーソナルカラーリスト
・色彩検定1級
・ヘッドキュアリスト
を始め、様々な認定資格を活かし、「アンチエイジングケアリスト」として1人1人のお客様の見た目の美しさだけではなく体の内面からキレイを保つための様々なご提案をさせて頂いています。